「終演までは、どうかワルツを。」7話


7話目

■終幕後の挨拶
力業で走り抜けました。一応、一成はここまで考えてストリートACTを始めてるわけですが、正直めちゃくちゃ頭の回転速いな!?と思います。一成には頭がよくあってほしいし、私は一成に夢を見ています……。一成なら、集まってる人を見て対応変えるとか絶対できると思うし、どうすればいい反応が返ってくるかわかって対応できると思うんだよな~。
さらに、一成の意図を読み取ってちゃんと情報出してくれるのが夏組のみんなです。こういうのも、アドリブ上手いからできると思うし、お互いの呼吸を読みあう感じが夏組らしいんじゃないかなと思います。
SNSも上手く使って、タグの投稿とかも含めて自分たちの話題で何もかもを上書きしちゃおう!っていうのが根本的な発想だし、それを実行できるのが一成だろうなと思ってます。自分のできることを全力でやるし、それを最後までやり抜くだけの能力はあると信じてるし、それはきっと夏組全員そうなんじゃないかなって。


■車中
みんなでテンション高くストリートACT振り返ってる夏組はかわいいと思うんですよ。興奮が冷めなくてずっと笑っちゃってる感じ。
そこから天馬のキスシーンについての話になるんですが、ある意味で種明かし編というか、天馬なりの考えがあったよというシーンです。まあ、天馬がキスしたくてしたっていうのはあるけど、天馬にはこの時「誰もオレたちを非難しなかっただろ?」って言ってほしかったんですよね。今まで散々隠れなきゃいけなくてそうしないと非難されるって思い続けた一成に対して必要な言葉だったと思うんですよ。
それでも、あくまでもあれはあの場の雰囲気があったからなんじゃないか、と思ってしまう一成に、それは違うと言ってくれるのが夏組です。今まではきついコメントが並んでたばっかりのSNSだったけど、今回は違う。誰も二人のことを悪くなんか言ってないって教えてくれた通り、そこに並ぶのは二人に対する肯定。
ここのコメントは自分で書いてても楽しかったです。ひたすら二人に対する愛を書けるので……。どんな人がこのコメントするかな~とかちょっと考えてるのも楽しかった。夏組ファン・天馬ファン・演劇ファン・若手俳優ファン・一成ファンとか、色んな層の人がいるイメージです。最後の「おめでとう、幸せになって!」ってコメントがたぶん最終的な感情のような気がする。
実際男同士で云々言われるだろう現実があるけど、実力で全部ねじ伏せる天馬はカッコイイし、スキャンダルで追い回されてた媒体を使って逆に自分たちを認めさせるっていうことができるのが皇天馬だと思ってます。
なお、「大丈夫」「間違っていない」「許されている」って一成に言いたい天馬とかめちゃくちゃカッコイイが!?って書きながら思ってました。愛が深いんだよ皇天馬……。


■ホテルにて――本編を通しての一成の答えで覚悟、あるいは三好一成のI love youについて。
そのまま訳せば「愛してる」になるI love youですが、あまりにも芝居がかっているというか、「愛してる」って日常の延長で出てこない言葉だよな~と常々思っているというのがあります。(いや、めちゃくちゃ「愛してる」似合うキャラもいるんですけど)だから、心からの言葉として愛を伝えるなら、もっと別の形をしてるんじゃないかなと。たぶん、それぞれが自分なりのI love youって言葉を持ってるだろうなと思ってて、それぞれどんな風に愛を伝えるかなというのはよく考えます。
それでずっと一成について考えてた時、三好一成のI love youは「ごめん、オレのために傷ついて」だなっていうのが、そもそもこの話のスタートでした。この言葉を言うシーンが最初に思い浮かんだので、全てはここに向かって話を組み立てています。
だから前提として、「天馬にずっと笑っていてほしい」(天馬を傷つけたくない)一成がいて、だけど自分という存在(同性の恋人)のせいで天馬が貶められて未来に影が差して悪意を向けられる、というスキャンダルに遭って、その上で夏組のみんなに背中を押される、という流れでした。そして最終的に、「それでも一緒にいたい」と覚悟して天馬に「ごめん、オレのために傷ついて」と言ってほしかった。

一成は周りの人をとても大事に大切にするから、そういう方面でのI love youかなとも思ったんですが、何と言うか、I love youって「たった一人」に向ける言葉だろうなと。一成は大事で大切にしたい人はめちゃくちゃたくさんいると思うんだけど、その中のたった一人に向ける気持ちって何だろうと考えてた時、それはもしかしたら、一成にとって一番怖いことを選ぶってことかもしれないと思ったんですよね。怖くても、それでも選んでしまうもの、手放せないもの。楽しいことを見つけることが上手くて、何だって笑顔に変えていくことが得意な一成だからこそ、怖さの上で手を伸ばそうとする心はたった一人への特別なのかなって。
あと純粋に、私の大好きな関係性に「自分が傷つくことなら耐えられるけれど、相手が自分のために傷つくことには耐えられない」があるので、絶対これが関係している。
一成、絶対こういうタイプだなと思って……。根本的に誰かを否定すること、傷つけることが怖い人だと思ってるし、それが大事な人相手だったらめちゃくちゃにその気持ちが大きいだろうし、一成にとってものすごく怖いことだと思います。だから、絶対にそんなことにならないよう、距離を取るし手を放すし去っていく選択をしてもおかしくないんじゃないかなぁと。
そんな一成だけど、それでも一緒にいたいんだって覚悟してほしかったし、その覚悟の一つ一つがホテルで天馬に語る言葉でした。
「ごめん、オレのために傷ついて」という言葉については
>大事な人が自分のせいで傷つくのが怖くて仕方ない一成が、それでも天馬だけは諦められなかった証明だ。
って本文でもあるんですが、本当にこれなんですよね。誰かを傷つけたくない一成が、自分のせいで傷つくとしてもオレと一緒にいてほしい、なんて言うのは、もうこんなの絶対特別の証だと思うんですよ。だから、言葉としては懺悔の形なんだけど、この上もないほど激しい熱烈な愛の告白だし、天馬も当然それを理解している。
一緒にいるから、自分がいるからついてしまう傷を知っている。だけど、それでも一緒にいようとすること。それはもう、一成にとってのこの上もないI love youだろうと思います。


■夕暮れの海辺にて――傷つくこと、あるいは皇天馬のI love youについて。
天馬にちゃんとプロポーズやり直してもらわないとな……(失敗してるから)というわけで、色々考えた結果最終的にこうなった。いやもう、何かここまで来たら王道を行くべきかなって。天馬こういうシチュエーション好きそうだし、一成もテンション上げてくれそうだし。
なお、このシーンのためにリゾート地とか高いホテルとか調べまくったし、プロポーズのシチュエーションとかもリサーチし、ついでにこの前段階でオーダーメイドリングについて情報収集したので、完全に私のネット履歴がプロポーズ計画してる人になりました。おかげで、広告が指輪と結婚関係ばっかりで楽しかったです。

もはや何も憂いがないので、全力でイチャイチャしてもらおう!って書いてました。楽しかった……。二人きりになるために頑張ってる天馬はかわいいなと思うし、本人はサプライズしたつもりはないのにサプライズになってるのが天馬らしいかなと思います。一成朝からずっとドキドキしてるからね……そうだろうな……。
どうやってプロポーズまで持っていこうかな~って思いつつ二人の会話を書いてたんですが、本当すぐいちゃつくので感慨深かったです。相思相愛ありがとうずっと幸せでいて。いや冒頭からずっと相思相愛ではあったけど。
そして、二人の会話から傷についての話になります。「傷つくこと」は、この話全体でも結構大事な意味があるというか、二人にとってのキーワードでもあるんですよね。一成が傷つけることを恐れるからこそ。

第2幕の「完璧じゃなくても最高は作れる」が大好きで、これがもう、本当夏組らしさを目いっぱいに詰め込んだ言葉だと思ってます。最高まで全員で駆け上がっていくぞ!が夏組だと思っているので……。
MANKAIカンパニーに入団するまでの天馬は「完璧」を自分に課してて、それが当然だった。そんな天馬だったら、傷=失敗だったろうなと思うんですけど、MANKAIカンパニーで時間を過ごした天馬ならきっと違う意味を見い出すだろうなと思ってます。だから、
>きっとオレたちは傷を負わないために歩くんじゃなくて、傷と一緒に歩いていくんだ
って言葉が出てくるんですが正直自分で書きながら「天馬めちゃくちゃカッコイイな!?!?」って思ってました。いや本当、だって普通は痛い思いしたくないから傷つかないよう歩いちゃうじゃないですか。でもたぶん、この天馬は傷つくことを前提として歩けるんですよね……。
そんな天馬だからこそ、傷と共に生きることをとっくに覚悟している。傷をなくすのではなく、傷つかないように歩くのではなく。抱えた傷ごと生きるのだと思っている。
そういう皇天馬のI love youは「お前のつけた傷がほしい」でした。

これは一成との対比という意味もあります。「傷ついて」の答えとして「傷がほしい」。
いやまあ、天馬は「愛してる」めちゃくちゃ決めてくれそうではあるけど……。でも日常の延長での言葉であってほしいので、「愛してる」ではない言葉で愛を伝えてほしかったんですよ。
そういうわけで、天馬なりのI love youを色々考えたんですが、天馬にとっての特別って、恐らく強さの反対側にあるのかなと思ってました。天馬は健やかな精神の持ち主なので最終的には色々強い人ではありますが、もちろん常に強いわけではない。傷つくし弱みを見せることもある。ただ、そういう場面をさらけ出せるのは、夏組や監督、MANKAIカンパニーのみんなだから、特別なたった一人とは少し違うんですよね。
それじゃあ、「たった一人」の相手ってどういう存在なんだろなって考えた時に思ったのは、自分の傷はお前だって言える相手なのかなぁってことでした。これは、弱みをさらけ出せる相手というのとは少し違って、あえて自分から選び取る弱みというか。結果として弱みを見せるとか傷を抱えるのではなく、自分から「これがオレの傷だ、これがオレの弱みだ」と自覚して言う相手が天馬の特別なんじゃいかなと思います。
天馬はやっぱり、強い自分であろうとしてると思うんですよ。それは完璧という意味じゃなくて、転んでも立ち上がれることとか、仲間を大切にすることとか、一緒に行くぞ!って先頭に立って走り出すとかそういう意味での強さだし、そうあろうとすることはきっと天馬の矜持だと思います。だけど、そうやって強くあろうとする天馬が、自分から自分の傷になる相手を選ぶって、めちゃくちゃ愛なんじゃないかなぁと思うんですよね。これは天馬が、これからの人生で傷を避けることはできないと知っているから、それなら身に受ける傷は大事な人からのものがいい、というある意味で大変強欲な台詞でもあるんですけど。同時に、大事な人から受ける傷ならきっと新しい意味を与えられるって信じているからでもあります。
そんな風に思える相手が特別じゃないわけがない。だから、オレの弱さは、傷はお前がいいって、他の誰かじゃなくてお前がいいって言うのが、きっと天馬にとってのI love youかなと思ってる。


■プロポーズから終わりまで
指輪について描写するつもりはなかったんですが(指輪を取り出した辺りで終わるつもりだった)、話の流れ的にこれは天馬が指輪はめるしその後もあるな!?ってわけで、慌てて「指輪!?どんなのだ!?」ってデザイン考えました。オーダーメイドリングの注文の仕方とか出来上がるまでの流れとかは調べたし、材質とか石とかの情報報集はしたけど具体的なデザインは全然考えてなかったので……。ニュアンスでお願いします。
やっぱりダイヤモンドなのかな~とは思ったけど、ペリドットが8月の誕生石で綺麗な緑色の時点で採用するしかないなってわけで決定。ペリドットについて調べると、太陽の石とか出てくるので「てんかずじゃん……」ってなりました。そして、婚約指輪だしってことで周りにダイヤモンドも添えました。ただ、天馬のことだから一成一人だけを象徴する指輪より、自分の存在も入れるかなと思ってオレンジサファイアも採用。でも、おおっぴらに見せるんじゃなくて、一成にだけわかるようにするかな~と思って内側に潜ませる形にしました。天馬の密かな独占欲的な感じです。

プロポーズの言葉としては「一緒に生きてくれ」なんですが、指輪の約束を果たすという言葉もプロポーズの一環ですね。その後の番外編でもプロポーズか?みたいなこと言ってるわけですが、人生を共にする誓いが大好きなもので……。何回あってもいいかなって……。
でも、本当あの、この話的に指輪はアイテムではあったんですが、指輪の約束のくだり、マジで一切なかったんですよね。プロットでは影も形もなかったのに、一年記念云々の辺りで天馬が将来指輪を贈るとか言い出したので、最終的にここまでつながりました。これに関しては、本当何も考えてなかったのに天馬が言い出したので「すごいな……」と思います。この話の天馬は、愛を口に出すことをためらわないしめちゃくちゃ愛が深いので、これくらいは言うしやるなと思ってはいるけど。
その辺、本当最後のほうとか全開ですごいと思う。
>「無理して笑うくらいなら泣いてくれたほうがいい。だけど、その時は頼むからオレの隣にしてくれ。隣にいれば、いくらだって涙を止めてやれる。オレの知らないところでだけは泣くな」
とか、天馬めちゃくちゃカッコイイな!?って思ってました。泣くなとは言わないし、泣くことを肯定した上で、自分の隣で泣いてくれって言うんですよ。自分なら一成の憂いや痛みに寄り添っていられるし、力にもなるし笑顔にもしてやれるって思ってるし、そういう自分であろうと決意しているから。天馬は、こういうことをためらいなく言える男に成長すると信じている……。
あと、今まで散々一成は泣きそうになってたけど涙は流してなかったんですよ。ここで初めて泣くんだけど、一成は何か悲しくても中々泣けなさそうというか、悲しくて辛くて苦しいと涙が出ないんじゃないかなと思って。泣くにも安心感が要るというか、あんまり心が押しつぶされてしまうと涙すらも出てこないっていうタイプなのではと思ってました。だから、どっちかっていうと嬉しいとか幸せのほうが、一成のやわらかい心がそのままあふれてくるんじゃないかなと思って、ここで初めて涙を流しています。

最後、手を取り合う二人をダンスになぞらえていますが、人生を共にするということは終わりまで手を取り合うことだと思っているので、そのイメージが「手を取って踊る」でした。
天馬の誕生日でシトロンに
>「ダンスは相手のことをよく見て、呼吸を合わせて踊るもの。人生を共にする二人は、ダンスを踊るみたいに一緒にこれからを生きるヨ」
って言ってもらっていますが、まさにこのイメージ。最初からずっとこの結末は決まってました。だからハッピーエンドは約束されてたんですが、まあ、そこに至るまで長いなと我ながら思います。でもたぶん、一成が決意するまでにはきっとそれなりの時間が必要なんじゃないかなぁと。
そして、最後の文章「この手を取って踊るのだ」は、冒頭の「いつか手放す恋だった」と呼応しています。「手放す」が「手を取る」へ変化する形にしたかったんですよね。放すはずだった手を握りしめて、一緒に生きていくと決意した二人なので、その手を取ってこれから先を歩くんだ、という結びの形として、この言葉になりました。


■「終演までは、どうかワルツを。」
要約:「死ぬまで一緒にいるてんかず」
幕が下りる瞬間まで手を取って踊るって最期の時まで一緒にいるってことなので、つまりは一生一緒にいるって意味です。「終わり」「ワルツ」っていう単語からタイトルつけたんですが、終わりって言葉はどうしてもアンハッピーな雰囲気が出てしまう……と思いつつ、まあ話のトーンとしては間違ってないんだよな……って思ってました。(途中までは薄暗いというか不穏)いやでも最終的にはハッピーエンドなので!「終わり」って言葉が入ってても最終的に幸せになるのはてんかずの底力だと思います。
てんかずには本当幸せになってもらいたかったし、何より人生を共にしてくれという願いが高じすぎて……。欲望に忠実になった結果がこちらの小説ですって感じなりました。しかし、「結婚してくれてんかず」って感情が爆発して約20万字の小説書くの我ながら何かと思うけど、めっちゃくちゃ楽しかったです!人生で初めて真面目にプロット作ったらサクサク書き進められたのも楽しかったし、毎日ずっとてんかずのこと考えられて最高にハッピーでした。
ここまで読んでくださった方がいたら、本当に本当にありがとうございました!!!!









=おまけ=
本編のストーリーには関係ないあれこれ。


■時期は6月~8月
物語の冒頭、天馬の家のシーンから最後のプロポーズシーンまでで、ちょうど6月~8月くらいの設定でした。夏組推しのダイヤが着々と削られる期間ですね!
最初は別に時期設定はなかったんですが、天馬の誕生日パーティーの話が出た時点で時期が決定。そしたらもう、夏全開の話になるしかなかった。あらゆる意味で夏組らしくて、この時期設定にできてよかったな~とあとで思いました。


■監督
10年後の監督とは……?と思ってました。いや、あの、ますいづかさきょいづ成立してるかもしれないし他の団員かもしれないし、全然別の人と結婚してるかもしれないしまだ独身かもしれないし……?というわけで、可能性が無限に広がりすぎてるのであんまり詳細が書けなかった。でもたぶん、相変わらずMANKAIカンパニーで生き生きと活躍してくれてるんじゃないかなぁと思います。演出家として花開いてそうな気もする。演出家のワークショップに教えるほうで出てて、教え子とかいるかもしれない。


■そのあとの二人
結婚する=共に人生を歩むと決意する、ではあるものの、それじゃ全世界に公表するかっていうとそんなことはなく。というか、同性婚が可能なのかパートナーシップを結ぶのか養子縁組するのかとか、そういう選択の話の前に、たぶんこの二人はそもそも法的な手続きをするまで、めちゃくちゃ長い時間をかけるんじゃないかなと思ってます。
夏組やカンパニーに正式に報告するし、お互いの身内とかには言うけど、芸能人としての自分たちが今お互いを同性のパートナーとして公表するのは現状としてリスクが大きすぎるって判断するだろうと思って。皇事務所的にもさすがに止めると思うし、法的なあれこれはすぐにしないだろうなって考えてました。
だから、お互いをあくまで「特別な友達」として認識しているって感じにしていくんじゃないかなと思います。「恋人みたいだね」って言われてもノーと答えるし、あくまでも友人だって言う。残念ながら偏見がまるでないとは言えない現状、正直に告白することで起きるあれこれを予想できないわけじゃない。真実を告げることで傷ついてしまうなら、別れることを望まれて引き離される可能性があるなら、これから先もずっと一緒にいるために、嘘を吐くことを二人で決める。
いずれは公表するかもしれないし、もしかしたら何も言わないことを選ぶかもしれない。でも、もしも公表するとしてってわけで、長い時間をかけて二人の親密さを浸透させていって、公表できる下地を準備していくんじゃないかなと思います。一緒にいるのが当たり前だって、特別な相手なんだって、誰もが認識するような、引き離すことはできないって周囲からの評価を得ていくというか。回りくどいけど、すごく遠回りのように思えるけど、この二人ならそういう戦い方もできると思うので。
この辺は真面目に考えると、最終的にどうなるんだろうな~って感じなんですよね。二人の関係を公にしても平気だって言える未来が来るのだろうか……。残念ながら今の世の中においては全てを正直に話すことだけが全てではないというか、そこは二人ともずるくなっていいからお互いを守ってほしい。
まあ、たとえ法的にはどんなつながりがないとしても、夏組とMANKAIカンパニーとお互いの身内という最強の味方がいるので、大丈夫だとは思ってるんですが。別に世界の全てに祝福されたいわけじゃないだろうし、お互いのことを心から信じあっている二人であることは変わらないので。全てが順風満帆には行かなくても、喧嘩しても転んでも、それでもずっと一緒にいようとしながら生きていく。
だけどいつか、二人の誠実さが実を結んで、誰からも指をさされることなく「この二人ならそれがとても自然な形なんだ」と思われる未来が来ることを信じたい気持ちはある。正直、同性だろうが無機物だろうか心から大事で、共に人生を歩みたいって思ってる相手がいるなら、それは何かめちゃくちゃすごいことだと思ってるので、ただその事実を祝福できる世界であってほしい。



おまけも含めて、ここまで目を通してくださってありがとうございます。
完全に脳内を書き散らした感じになってますが、「こんなこと考えてたんだな~」とか「これが変換されてあの話になるのか」など思っていただけたら嬉しいです。
てんかず、最高に楽しいです!ありがとうございました!!!!