木曜日にはラフマニノフを
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すっかり遅くなってしまった。息を切らして天馬は走る。LIMEを確認しても、天馬が送ったメッセージへの返答以外には、特に何も来ていなかった。
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いつも通りの木曜日になるはずだった。
4限までの講義を終えて、教室から解放された天馬は一直線に校外へと向かう。他の曜日であれば、カンパニーの葉星大組と寮へ帰ることもあるけれど木曜日はその限りではない。
グラデーションを描いていた銀杏の木も、すっかり黄葉を迎えて金色に輝いている。ささやかながら重ねた時間は確かで、「今日は木曜だから、天馬は用事があるんだよな」と綴に言われるくらい、すっかりいつものこととして認識されていた。
どこへ行くのか、何をしているのか。特に深く問うことをしないのは天馬への信頼の表れでもあるし、彼らのやさしさの一環でもあるのだろう。
そういう風に、見守っていてくれることが嬉しいしありがたいのだと一成に言えば、心からの同意を返してくれた。
そろそろ店主の用事も目途がついたようで、一成の仕事はもうすぐ終わりを迎えるらしい。残念だという気持ちもあるし、もっとこの時間を過ごしていたかったとも思う。
だけれど、そこまで落ち込むことではないとも天馬は思っていた。
いつもの曲を聞きながら、一成と二人で過ごす時間。それがどれほど特別だったか一成に告げて、そうしてこんな時間を何度も作っていこうと、一成に言ってやりたい。
天馬は心から思っているし、それはほとんど決意と同じ形をしている。
カンパニーの彼らにはいずれ、自分たちの関係を話す時が来るだろう。そしたら、せめて寮では恋人としてもっと彼を大切にしていくのだ。
恥ずかしさが先に立って、どうも素直になれないことは自覚しているけれど。見守っていてくれる彼らのいる場所でなら、少しずつでも自身の心を取り出して告げられるはずだ。
それまではせめて、この期間限定の逢瀬を大事にしていこうと、改めて思いながら慣れた道を辿っていた時だ。マナーモードを解除していた天馬のスマートフォンに着信があったのは。
着信は井川からのもので、いつもの場所に車で来ているという。仕事の予定は入れていないはず、と思っていると緊急で天馬の父親が帰国しており、事務所に顔を出せという要請があったらしい。
帰国の連絡は聞いていたし、それが今日だったんだな、と天馬は思う。同時に、顔を出せというのは天馬の顔が見たい云々というよりも仕事の話だと察しがついた。今度、親子に密着したドキュメンタリー番組の取材があると聞いていた。
天馬は少し考えたあと、井川に了承の返事を伝えた。このタイミングを逃せば次に顔を合わせるのがいつになるのかわからないし、あまり長い時間をかけることはないだろうと思ったからだ。
二人とも親子の再会をあえて盛り上げたいタイプでもないので、話が終わればすぐに解散になるはずだった。
大学から事務所までは車ならすぐだ。一成に一時間ほど遅くなる旨を連絡して、天馬は井川のもとに向かった。
結論として、父親との再会はすぐに終わった。
お互いが元気に過ごしていることは、これまでの仕事の様子と顔を見れば一目瞭然なのだ。大過のないことを確認して、あとは仕事の話へ進んでいく。
仕事の話のほうが饒舌なくらいだったけれど、二人にはそれで充分だった。
あらかた目途がついた時には一時間も経っていなかったので、一成との約束にも間に合うな、と思っていた。
しかし、誤算だったのは事務所を出ようとしたところで、天馬も世話になっているプロデューサーと鉢合わせたことだ。
天馬の父親の帰国に合わせて来訪したことは察しがついた。
ニコニコと天馬の活躍をたたえるプロデューサーに挨拶をしながら、天馬は理解している。如才なく立ち回る父親からの無言の圧力――「天馬も同席するように」をしかと受け取った。
*
客人の前でスマートフォンを操作することもできず、天馬は父親とプロデューサーとの歓談に同席していた。
こくこくと過ぎていく時間に内心焦りながら、胸の内は決して見せない。にこやかな笑顔で応対し、あとは天馬の父親と二人で、ということでようやく解放された時には、19時をとっくに回っていた。
井川に頼んで車を出してもらい、店へ向かう。ただ、大通りの途中で渋滞に巻き込まれた天馬は、ここからなら走ったほうが速いと判断した。井川は慌てていたようだけれど、先に帰ってくれとだけ告げて走り出した。
一成からの連絡は来ていない。だからきっと、とっくに帰っている。約束の時間を一時間以上過ぎても現れないのだから、今日は天馬も来ないだろうと思って帰宅するのが当然だ。
わかっていても、天馬はいつもの店に向かった。きっと待ってなんかいない。それでも、もしかしたらと思ったのだ。
耳によみがえるのは、待ち合わせを約束した最初の日。テンテンが来てくれるなら、いくらだって待っちゃうよ、なんて冗談めかして告げられた言葉。
あれは間違いようもなく一成の本心だ。茶化すみたいに、本音なのだと悟らせないよう、さらりと唇に乗せられた、心からの声。それを証明するように、一成はいつだって、天馬を待っていてくれた。
最初の日以降、先に店に到着するのは一成だ。
喫茶店の一角で、古書店で購入した本に視線を落とす姿を知っている。自分だけの世界に入りこむような、静かな横顔。それが、天馬を見つけた瞬間あざやかに変わっていく。
見る間に広がっていく笑みに、天馬は強く理解するのだ。一成の世界が開かれていく。両手を広げて天馬を迎え入れようとしてくれる。あの瞬間は何度だって天馬の心を震わせる。
常識的に考えれば、約束の時間を大幅に過ぎても現れない相手を待っている必要はない。わかっていても、それでもどこかで思っている。
もしかしたら、一成なら。わずかな可能性よりも、もっと確かな気持ちで。
大通りを走り抜けた天馬は、右折していつもの道に入った。
いくつか店はあるものの、この辺りは早仕舞いが多い。シャッターは閉じられ、店先の明かりも消えている。道路の外灯と自動販売機の明かりだけが、夜の道を照らしている。
息を切らした天馬は、喫茶店の明かりが消えていることを確認する。19時には閉まるのだから、それも当然だろう。
店の前に人影はなく、ただしんとした静けさが漂っていた。
天馬は肩で息をしながら、さすがに待っているなんてことはなかったか、と思う。悲しいだとか寂しいだとかそういった気持ちではなく、ただ純粋な事実を確認する素振りだった。
この寒空の下で待たせることがなくてよかったのかもしれない、と思いながら何の気なしに視線を動かす。
一成が店番を任されている古書店――銀杏堂書房。シャッターが閉じられた店先にある銀杏の木は、すっかり黄葉していて目にもあざやかだ。
外灯に照らされて、夜の中でも銀杏そのものが光を放つようだ。この明るさに惹かれたのかもしれない、と目を細めかけた天馬はそこで気づく。
銀杏の木のそばに、誰かが立っている。木の陰に隠れるような、その人影が誰かなんて。
「――なんで待ってるんだよ」
銀杏の木を回りこんで、正面に立った天馬は言った。
見慣れた薄手のコートを来て、銀杏の木にもたれかかる。金色の髪は、あざやかな黄葉とよく合っていた。鼻を赤くして立っているのは、間違いなく一成だった。
「……テンテンこそ、なんで来たの」
へらり、と笑った一成はそんなことを言うけれど、声はやわらかい。疑問を尋ねる響きはなく、浮かんでいるのは目の前に天馬がいるという喜びのようだった。
「もしかしたらお前が待ってるかもって思って――待て、お前ずっとここにいたのか」
19時に喫茶店が閉店してからずっとここにいたのでは、という可能性に思い至って天馬が顔をしかめる。一成は慌てたように口を開いた。
「お店閉まったあとは、さすがに帰ろっかな~って思ったよ」
一時間くらい遅れる、という連絡はもらった。しかし、時間を過ぎても天馬が姿を現す気配はなかった。
事務所での用事ということは聞いていたので、恐らく仕事関係で何かあったんだろうなと察する。
連絡もできない状況の可能性は高いし、今日は来られないだろうという結論を出すのは早かった。それでも19時までは粘ってみて、結局閉店時刻になってしまった。
残念だけれど寮に帰れば天馬には会えるだろうし、今日のところは帰ろうと店を出たのだ。
「でも、もしかしたらテンテンのことだから、来てくれるかも?って思ったら、何か離れたくないなーってぼーっとしてただけだよん」
一成の言葉に、やはりずっとここにいたらしい、ということを天馬は察した。
明確に待っていたというより、ぼんやりしていた、というほうが正しいのかもしれない。だから、スマートフォンに連絡を残すこともなく、ただ銀杏の木のそばでたたずんでいたのだろう。
この寒い中ずっと外にいたのだ。風邪を引いたらどうするんだ、という意味で天馬の眉が寄る。一成はそれを見逃さない。
「勝手に待ててごめピコ~」
天馬の迷惑だったろう、なんて顔をして言うから。天馬はぐっと唇を噛んだ。
迷惑なんて思うわけがないのに。連絡もできず、寒空の下待たせてしまったのはオレのほうだ。オレが謝る場面だろう。思うけれど、そうしても一成を困らせるだけということはわかっていた。
何よりも、伝えたいことは一つだと知っていた。だって、一成を見つけた瞬間胸に満ちた感情は。天馬はゆっくり口を開く。
「――待っててくれて、嬉しかった」
恥ずかしさが先に立って言えないことも、今はきちんと伝えたかった。ちゃんと言葉にしたかったのだ。天馬は真っ直ぐと一成を見つめて、心を形にしていく。
「オレを見つけて、一成が笑ってくれるのが好きだ。オレに会えて嬉しいって顔をしてくれるのが好きだし、そんな顔をさせてやれることが嬉しい。オレが特別なんだなってわかるのがくすぐったいけど、すごく嬉しい」
ぽかんとした顔で、一成は天馬を見つめ返す。驚いているのはわかるけれど、構わず天馬は言葉を続ける。
「今日はどんな話をしようって、毎週考えてた。木曜日が楽しみだったし、店に来るまでずっとお前のことを考えてる。一成が待ってるんだって思ったら、居ても立っても居られない気持ちになる」
いつだったか、一成は言っていた。天馬が自分を待っていてくれることを指して、なんて贅沢なのかと。一成で心がいっぱいになってくれる瞬間があると思えるからだと言っていた。
あの時上手く言えなかったけれど、ちゃんと言いたかった。
「――待ち合わせの時だけじゃない。一成でいっぱいになる瞬間なんて、たくさんある。お前のことばっかり考えてるんだ」
初めてできた恋人で、大切にしてやりたい相手なのだ。まだまだ手探りで戸惑うこともたくさんあるけれど、こんな風に迷ってしまうことも、一成が相手ならきっとそれすら甘い記憶になるだろう。
「だから、一成がオレと会いたいって思って待っててくれたのが嬉しい」
迷惑なんて思うわけがない。むしろそれは、天馬の心を浮き立たせる意味しか持っていないのだ。
心からの思いを取り出して告げれば、一成の顔が赤く染まっていく。林檎みたいな頬は寒さのせいではないだろう。
「テンテン、なんで今日そんな素直なの……!?」
「別にいいだろ」
ぶっきらぼうに言い放つと、一成はわずかに調子を取り戻したらしい。「あ、いつものテンテンっぽい」と笑ってから、真っ赤な顔で言葉をこぼす。
「素直なテンテンとかすげーレアなもの見てんじゃね、オレ」
「一成相手だからに決まってるだろ」
他の人間にはここまで素直に言わない、と返せば一成が黙った。どうにか茶化そうとしたらしいけれど上手く行かなかったらしい。両手で顔を覆って呻く。
「待って……オレの彼氏がかっこよすぎる……」
一成のつぶやきに、天馬も固まる。「オレの彼氏」という言葉に、そうだよな、オレはこいつの恋人なんだよな、と改めて思ったからだ。
友達としての期間のほうがまだ長い二人だ。新しい肩書に馴染むにはもう少し時間がかかるかもしれないけれど、悪い気持ちはしなかった。このぎこちなさすら、何だかくすぐったいのだ。
天馬も口を閉じるから、二人の間には沈黙が落ちる。しかし、それは気まずいものではなく、密やかに色づくような気配を漂わせている。
「――テンテンは寒くない?」
どうにか落ち着きを取り戻したらしい一成が、思い出したような顔で告げる。耳が赤いのは寒さのせいか、それとも恥ずかしさを引きずっているからなのかはよくわからない。
天馬はあざやかな赤を見つめつつ首を振った。
「いや。お前より厚着だし、ここまで走ってきたからな」
素直に答えると、一成が目を細めて笑った。光がにじみだすようなそれは、頭上の銀杏の葉とあいまっていつもよりまぶしく見える。
「テンテンが走って来てくれんの、すげー好き」
待ち合わせの時間には、天馬がいつも遅れてやって来る。講義の時間から考えて当然なので一成は何とも思っていないけれど、天馬は悪いと感じているのだろう。
急いでやってきてくれることは知っていた。足早に、時々小走りに。一直線に自分を目指してやって来てくれることが、一成には嬉しかったのだ。
「一成が待ってるんだから当然だろ」
ぼそりと言葉を落とせば、一成はますます笑みを深くする。
こんな風に、走って待ち合わせに来るだけで嬉しそうに笑ってくれる。こんなに些細なことだけで。思う天馬は、思わず言った。
「お前には色々我慢させてるし、これくらい普通だ」
申し訳なさと悔恨にも似た雰囲気を漂わせて告げるけれど、言われた当人は目をまたたかせていた。何のことかまるでわからない、という顔をしているので、天馬はぼそぼそと告げる。
芸能人皇天馬だからこそ、恋人らしいことがまるでできないこと。普通の恋人のように、手をつないで道を歩くこともデートスポットへ行くことだってできない。一成はきっと望んでいるのに。
「なる~。まあ、確かにオレそういうの大好きだし、テンテンと行けたら楽しいな~とは思うけど」
天馬の言葉を一通り聞いた一成は、なるほど、とうなずきながら言葉を返す。軽やかに、どんな重さもない響きで。申し訳ないとうなだれる天馬に向けて。
「でもさ、オレはテンテンと一緒っていうのが一番大事なんだよねん」
天馬が芸能人でなければできたことは、確かにたくさんあるのだろう。一成がそういう類のものを好むのは間違いないし、天馬の言葉はまったくの見当違いでもない。だけれど、一成は心から言えるのだ。
「テンテンと一緒なら、どんな場所だってデートスポットじゃん?」
言いながら、一成は視線を傍らの銀杏へ向けた。
たとえば、大通りにはライトアップされた銀杏並木があって、恋人たちが訪れていると聞いている。
手をつないで銀杏並木の始めから終わりまでを歩くと付き合いが長く続くなんてジンクスが生まれているとか、そんな話も耳に入っているので、結構なデートスポットになっているのだろう。
一成と天馬は、手をつないで銀杏並木を歩くことはできないだろう。それを残念だと思わないわけではないし、一緒に行けたら良かったなという気持ちはある。だけれど、もっと確かなことを一成は知っている。
「テンテンと見たんなら、この銀杏はもうデートスポットだし! むしろ、オレたちだけって感じでめちゃめちゃ特別じゃね?」
きらきらと、頭上の銀杏にも負けないあざやかさで一成が言う。
その輝きが真っ直ぐ届いて、天馬の胸には衝かれるような愛おしさがあふれだす。ほとんど衝動的に一成へ手を伸ばした天馬は、わずかな逡巡のあと、投げ出された左手を握った。
手をつないで歩けなくても。ライトアップされた銀杏並木ではないとしても。それでも、今ここで手をつないで、金色に染まった銀杏を見たのだと、一成の記憶に残ってほしかった。
一成は一瞬戸惑ったような気配を漂わせたものの、すぐに手を握り返してくれた。ほんのり頬を染めて、唇にやさしい笑みを浮かべて。それを焼きつける天馬は、ゆっくり口を開いた。
「一成、オレに何かしてほしいことないか」
一成は、どんなにささやかなことすら、何だか素敵なものに変えてくれる。デートスポットへ行けなくても、二人が一緒ならそれだけで充分だと言ってくれる。
そうして天馬の心にまばゆい光を連れてきてくれるから、天馬も一成に何かを贈りたかった。
一成は目をまたたかせたあと、「テンテンがいてくれたら充分だよん」と屈託なく答えるけれど。「オレが、お前に何かしてやりたいんだよ」と言えば、何やら考え込み始めた。
自分の望みを取り出すのではなく、天馬の望みを叶えたいと思っての行動だということはわかるので、いっそう天馬の胸には愛おしさが募る。
「――またオレと待ち合わせしてほしいかな、なんて」
しばし考えたあと、一成は言う。照れたような、うかがうような調子で発せられた言葉に、天馬は思わず一成を見つめた。慌てた様子で「あ、無理なら全然いいんだけど!」と続くので、天馬のほうが慌てた。
「違う。その、そんなのでいいのか。もっと、何か別にあるんじゃないかと思ったんだ」
「え、めちゃめちゃ贅沢でしょこれ」
ハテナ、という顔で言う一成の言葉に、本気で言っていることを悟る。心から一成が願うのは、また天馬と待ち合わせがしたい、だなんて。そんなこと全力で叶えるに決まっている。
「めっちゃ嬉しかったんだよねん。オレも毎週木曜日すげー楽しみだったし」
ぽつぽつと、一成は言葉を落とす。
天馬を待っていられること。天馬が一直線に自分を目指してくれること。天馬と二人で特別な時間を過ごせること。それら全てがこの上もない幸福だったと一成は告げる。
「もうすぐ店番は終わっちゃうけど。おんなじ種類のコーヒー飲んでさ、いつもの音楽聞いてるの、すごく嬉しかった」
毎週木曜日だけの、ささやかな時間。天馬にとっても大切だった全てを、一成が同じように思っていてくれたという事実が、天馬の胸を言いようもなく満たしていく。
嬉しい。幸せだ。手をつなぐ相手が、この上もなく大切だ。
「来週もまたテンテンと待ち合わせできるの、今から楽しみなんだよねん」
とろけるように笑う顔に、天馬は口を開いた。来週が楽しみだと告げる、大切な恋人にゆっくりと告げる。
「今日だってまだ終わりじゃないだろ。待ち合わせはできなかったけど、一緒にコーヒーなら飲める」
自動販売機の存在を思い出して告げれば、一瞬驚いたような顔をした一成はすぐに笑った。言いたいことを察したのだろう。楽しそうに、空いた右手でポケットを探る。
「スマートフォンとイヤホンもあるんだよねん」
いつかと同じように、これで音楽を聞こうという提案であることはわかっていた。天馬はくすりと笑ってうなずいた。
いつもの喫茶店ではないし、待ち合わせたわけでもない。それでも、コーヒーを飲みながらいつもの音楽を聞いていれば、そこはいつだって二人だけの特別な時間になるのだ。
END
銀杏の話が書きたくて。それ以外にも、「コーヒー」「待ち合わせ」のキーワードから作った話でした。思った以上にいちゃいちゃしてて満足