夏と神様 10話




 役作りのために天鵞絨美術大学を訪れる天馬は、日本画制作に取り組んでいる。
 一成のフォローを受けながら下書きから始めて、パネルの水張りや下絵に骨描き、下地作りと順調に進んでいる。天馬が題材に選んだのは一本の向日葵で、ようやく着色に入っているところだった。
 今日の分を終えた天馬と一成は、連れ立ってミーティングスペースを出る。最初に顔を合わせた時と同じ部屋で、一成は日程が確定すればいつもすぐに部屋を押さえている。天馬と会える時間が楽しみで、予約を入れる際にもうきうきしていることはちょっとした秘密だった。
 ゆっくり廊下を歩きながら、一成は「コンビニ、この時間だと何あるかな~」と歌うような調子で言った。今日は天馬も時間があるので、ちょっとした寄り道をする予定だった。

「かき氷もいいけど、その前に腹ごしらえしたいよねん。小腹空いちゃったし」

 流行りのスイーツや夏のデザートの話をしている内に、一成が「ここ行ってみたいんだよねん」と言ったのは和風喫茶店だった。かき氷が有名な店らしい。今日なら少し時間もあるので、行ってみようかという話になっていた。
 ただ、その前にコンビニに寄ることにしていた。甘いもの以外も食べたかったし、空腹状態で移動するのも辛かったからだ。二人とも、案外よく食べる方である。

「テンテンお気に入りのチキンあるといいねん」
「期間限定の味とかあるんだろ」
「そそ。テンテン、ばっちり詳しくなってんじゃん!」
「調べたからな」

 胸を張って、天馬は答える。その様子がほほえましくて、一成は思わず笑みを浮かべた。
 天馬とは何でもない話をたくさんしている。その中で、一成は天馬がほとんどコンビニを利用したことがない、という事実を知った。本人は「撮影で使ったことはある」と言うけれど、プライベートではほぼ用がないらしい。
 ただ、別に利用を避けているわけではないし、むしろ興味のある素振りだったので。「そんじゃ、コンビニデビューしちゃお!」と大学に併設されているコンビニに天馬をともなったのだ。
 案の定天馬は、きらきらと目を輝かせていた。楽しそうに「なあ、一成これは何だ?」とコンビニ限定商品を示す姿に一成まで嬉しくなったし、こんな風に天馬の初めての経験を隣で共有できることが誇らしかった。

「広場のとこのベンチは暑いから、中庭のベンチがいいかもねん。ちょうど影になってるからさ」
「そうだな。直射日光はさすがに避けたい」
「熱中症危ないもんね~」

 軽やかに言い合うのは、何か買ったら外で食べるのが恒例になっているからだ。
 自分が選んだものを持ったまま移動して、外のベンチに腰掛けてわいわいと話をしながら口にする。そんなことも、天馬には初めての経験だったという。食べ物を買ったら家まで持ち帰るか、車内で広げるのが常だったのだ。
 最初こそ天馬は、人の目もある、ということでそわそわしていたけれど。一成はおいしそうにチキンにかぶりついているし、「外で食べるのも美味しいよん」という言葉に背中を押された。
 確かに何だかやたらと美味しく感じたのは、一成の言う通り外で食べたからからのか、隣に一成がいたからなのか。わからないけれど、きっとどちらの理由も正しいのだろう。

「コンビニ商品もいいけど、お弁当持ってくるのもいいかもねん」
「弁当か。確かに、遠足とかそういうのみたいで面白そうだ」
「むしろもっとレジャー感増しちゃう!? テンテン、夏のレジャーでやってみたいことある? 今までしたことないやつとか!」
「……スイカ割り?」

 首をかしげて天馬は答える。大概撮影でこなしているので、海や川、プールに山遊びなどは経験がある。やったことのないもので興味があるもの、と言って思い浮かんだものを素直に答えた。
 バラエティー番組で目にしたことはあるし、面白そうだとは思ったものの、天馬自身は経験したことがないのだ。
 一成は天馬の言葉に、楽しそうな笑顔を弾けさせた。

「なる~! え、待ってマジでやる? 中庭とか使えると思うんだけど」
「待て、大学でやるのかよ」
「だいじょぶ、だいじょぶ、屋上から流しそうめんとかやったことあるし。スイカ割りくらい普通だって!」

 力強く言われて、天馬は何とも言えない表情を浮かべる。それは果たして大学生なら普通なのか、この大学だからなのか判断しかねたからだ。

「テンテンいるものみんな慣れてきたしねん」
「まあ、変装しなくていいのはありがたい」

 天馬が大学を訪れていること自体は、特に隠しているわけではない。ただ、騒がれる可能性を考慮して最初は変装していたのだ。それでも、何度も大学に訪れていれば天馬の存在は周知されていく。
 案の定当初は騒がれたし、外で飲食でもしていれば囲まれることもあった。しかし、比較的よく大学に現れるおかげで、今では日常生活の一部となっていた。おかげで、周囲も今では天馬に慣れたものである。変装していなくても、特に気にされることはなくなった。
 現に今も、学生たちが行き交う中、素顔で廊下を歩いていても囲まれるようなことはない。少し前なら「皇天馬だ!」なんていう言葉とともに、あっという間に人だかりができていたのだ。
 ときどき、天馬に気づいて手を振るような学生はいるけれどそれくらいだ。大学に通っていたらこんな風に日々を過ごしていたのだろうか、と天馬は何の気なしに周囲へ視線を向ける。
 すると、前方から真っ直ぐこちらへ向かってくる人物をとらえた。よく知った相手だった。

「カズ! ねね、学生委員の人が呼んでたよ! 広報のことで話したいんだって!」
「マ!?」

 勢いよく走ってきて一成に飛びついたのは、小柄な青年――因幡皓望である。
 何度か大学を訪れる内に、天馬は一成から皓望を紹介された。高校時代からのクラスメイトで、一成が美大に進学するきっかけとなった人物である。仲の良さは二人のやり取りを見ているだけでも伝わった。
 一成にとっての大事な人だ。天馬は朗らかに挨拶をしたし、皓望もにこにこと応じていた。小柄な体躯や色白の肌、ふわふわとした髪質は確かにどことなくウサギを連想させるな、と思ったことが印象深かった。

「テンテン、ちょっとごめん! 少しだけ話してきてもいい!?」

 皓望から大体の事情を聞いた一成は、申し訳なさそうに天馬へ手を合わせる。このまま二人でコンビニへ行くつもりだったけれど、少し予定を変更したい、ということだ。
 責任感のある一成のことなので、話があると言われて放置しておくことはできないだろう。天馬との約束を蔑ろにする人間ではないこともわかっているので、快く「わかった」とうなずいた。
 一成は申し訳なさそうな顔をしたあと、すぐに駆け出した。その背中を思わず見送ったあとは、天馬と皓望だけが残される。
 微妙な沈黙が流れてしまうのは仕方ないだろう。一成経由の顔見知りであるだけで、双方で関りがあるわけではないのだ。一成がいなければ特に話すこともない。しかし、そう思っていたのは天馬だけのようだった。

「皇天馬が大学に来てるって、結構話題になってるよ。さすが有名人だね」

 にこにこ、無邪気な笑顔で皓望は言う。最初から皓望はくだけた調子で話しかけてきたし、天馬も結局はそういう口調に落ち着いていた。一成が「仲良くなったの?」と喜ぶからだ。
 廊下を歩く学生たちは特に気にしていないけれど、一部ではまだ騒がれているのかもしれない、と天馬は思う。

「大学には芸能人も来るけど、皇天馬みたいな超有名人はなかなか来ないんだ。やっぱりオーラが違うっていうか、僕たちとは全然違うよね。遠くからでも目立つし!」

 嬉しそうに続く言葉。天馬は何を言えばいいか、と考えつつ「ありがとう」と答えた。芸能人としての自分を褒めている、ということは確かだろう。皓望はますます笑みを深めた。

「本当にさ、こんな有名人とつながりができてカズもラッキーだよね! カズの将来的にも、すごくアドバンテージになるもん」

 うきうきとした調子で、皓望は言葉を続ける。一成の絵の才能を示して、画家として有望な道が開けているのだ、と流れるように語られる内容は天馬も理解している。一成本人から聞いていたこともあるし、一成の絵を見たくて少し検索すれば、数々の受賞歴を知ることになったのだ。
 くわえて、気さくに話しかける学生たちの言葉からも、一成の実力が抜きんでていることを知った。
 多くの才能が集まる美術大学の中でも、一成の才能は突出している。学生という身分の現在でさえ、多くのメディアから注目されている状況だ。
 スポンサーの話も数多く舞い込んでおり、大学を卒業して本格的に画業の道へ進めば、瞬く間に世界へ羽ばたいていくだろう。

「もちろんカズは自分の実力だけで充分勝負できるけど。皇天馬と知り合いなんて、カズが活躍するのに有利に働くよね」

 にこにこと、あくまで無邪気な笑顔で告げる。ともすれば、皇天馬の功績をたたえるための言葉にも聞こえるけれど、これは違うのだと天馬は察している。
 皓望の言葉。一成の将来のために、天馬とのつながりは大切なものだと告げる。

「カズと仲良くしてくれて、ありがと」

 きっぱりと言う皓望は、楽しそうに笑っている。何一つ邪気のない、ただまっさらな笑みだ。だけれど、その奥に潜むものを察知できない天馬ではなかった。
 芸能界で長く過ごしてきたのだ。口にした言葉と本音が乖離している現実ならよく知っている。だからこそ、言動の一貫性についてはより敏感にならざるを得なかった。天馬自身は裏表のない人間だけれど、笑顔の裏に潜むものを感じ取ることはできる。
 どうしてなのか、理由はわからない。それでも、皓望が決して天馬を好意的に思っていないことだけは伝わった。
 ロクに話したこともない相手だ。同じ芸能界で役者として活躍しているなら、敵愾心も理解はできる。しかし、皓望である。天馬とはそもそもフィールドが違うのに。一成を介しての知り合いでしかないのに。
 皓望は朗らかな笑顔で、さも当たり前みたいな顔をして、天馬への敵対心をひらめかせる。
 戸惑う天馬を気にすることもなく、皓望はさらに言葉を続けた。きっぱりと畳みかけるように、圧倒的な事実で何もかもをなぎ倒すように。

「カズはやさしいから何も言わないけどね。だから勘違いしちゃうかもしれないけど、コネを作るのにぴったりなんだもん。利益がなくちゃ、こんなにずっと付き合ってくれるわけないじゃん」

 一成が天馬のために時間を作ってくれていることはわかっている。同時に、一成が決してそこまで暇ではないことも。学科の単位はほぼ修得済みとはいえ何かと制作もあるようだし、秋からは本格的な卒業制作も始まる。下準備を行う必要もあるはずで、時間はいくらあってもいいはずだ。

「無理に時間作ってるのなんてさ、皇天馬の名前があるからだよ。カズはやさしいからそういう顔見せないだけでさ。損得考えたら、まあ付き合ってあげてもいいかなってだけに決まってるでしょ」

 一成が天馬との時間を捻出しているのは、あくまで将来への投資なのだと皓望は言う。有名人である皇天馬とも親交があるのだと、自分の作品に付加価値をつけるために天馬との時間を過ごしているのだと。
 画家としての道を歩くためには、確かにコネも必要だろう。人脈という名のつながりは確かに重要だし、コネ作り自体は天馬も否定するつもりはない。
 しかし、一成という人間がコネを作りたいからと、無理に天馬と過ごしているとは思えなかった。人間関係を結んでいった結果がコネとして残るのではなく、最初から自分の利益のためにコネを作りたいからと相手に近づくなんてこと、一成が選ぶと思えない。
 だから、天馬は皓望の言うことを信じない。損得勘定の上で、将来の利用価値だけを念頭に今までの時間があったなんて。そんなことあるわけがない、と天馬は皓望に反論しようと口を開きかけたのだけれど。

「ごめん、ちょっとバタバタしちった!」

 息せききってやって来た一成が、天馬に謝罪を向ける。やり取りに集中していて、一成が戻ってきているのに気づかなかった。天馬が「ああ、大丈夫だ」と答えると、皓望はぱっと笑顔を浮かべた。

「皇くんといろいろお話できて楽しかったよ! 僕、もっと皇くんと話したいな~」

 さっきまでの態度は完全に掻き消えている。奥底にあった敵対心は一切見せず、それどころかさも今まで仲良く盛り上がっていた、という素振りだ。

「二人とも、これからどっか行くとこだった感じ? なら僕も一緒に行きたい!」

 無邪気な調子でそう言って、皓望は一成に抱き着いている。いつものことなのか、一成は特に気にする様子もなく皓望をまとわりつかせて、「マ? 二人が仲良くなってくれるとオレも嬉しい!」と朗らかだ。
 さっきまでのことを思い出している天馬は、どの口が言ってるんだ、と呆れるしかない。ただ、一成の前でそれを糾弾するのもどうか、という気持ちはあったので黙っていた。二人が仲良しだと喜ぶ一成の顔を曇らせたくなかった。

「一緒に行くのはいいんだけど、その前にロミー、何か学務課の人が探してたよん。さっき声掛けられちった」
「え~」

 皓望と一成が友人であることは、学内でも周知されているのだろう。一成の姿を見掛けて伝言を頼まれたらしい。

「急いでたっぽいし、ちょっと顔出した方が良さそうな感じだったよん!」
「……わかった。それじゃちょっと行ってくるけど、すぐ戻ってくるからね。僕のこと置いてっちゃだめだよ!」
「おけまる~」

 この場所を離れることが不満そうではあったけれど、このまま放置しておくのもどうか、と思ったのだろう。皓望は一成にひとこと言い置いてから、軽やかに走っていった。飛び跳ねるような後ろ姿はウサギのようだった。

「たぶん、マジですぐ戻ってくると思うよん。ロミー、何かああいうのソッコー話つけてくるから」

 後ろ姿を見送っていた一成は、天馬に向き直ってそう言った。今まで似たようなことがあっても、大体すぐに話は終わっていたらしい。今回もその例に漏れないだろう、と一成は言う。

「ロミーも一緒に行きたいって言ってたし、そういう感じでいい?」

 恐らく皓望はすぐに戻ってくる。二人で寄り道する予定だったけれど、それについていきたいと言うに違いない、と一成は告げる。
 一成がいない間の言動を考慮すると、さもありなんといった事態だ。天馬への敵対心を抱いているなら、一成と天馬二人で出掛けるなんて許しそうにない。
 天馬としては首を振りたい事態だけれど、それを一成に言うのもはばかられた。大体、なんて説明すればいいのかわからない。恐らく皓望は一成に、天馬に向けるような顔を見せないだろうという察しはついたので、よけいに。
 だから天馬は、「ああ、わかった」とうなずくしかない。ちりり、と胸の奥で何かが燃えるような感覚があった。皓望の言葉を、どういうわけか思い出す。
 一つだって信じてはいないのに、コネのための付き合いだとか、将来のことを考えて天馬との時間を作っているだとか。そんなことあるわけない、と思うのに。
 今までずっと、一成と長い時間を過ごしてきた相手だからだろうか。一成にとって特別な相手だからだろうか。一成はきっと、オレと過ごすよりあいつと一緒の方がいいんだろうな、なんて思ってしまってあまり強くも出られなかった。
 一成は天馬の言葉に、ほっとしたように息を吐き出す。きっと天馬が首を振っても、一成は気にしない顔をしてくれるだろうとは思った。だけれど内心で残念に思うのかもしれない。それなら、今ここでうなずくのが正解だったんだろう、と天馬は自分に言い聞かせた。

「ありがと! いきなり予定変更しちゃってごめんね」
「いや、まあ、構わないが――お前こそ、その、忙しいんじゃないか」

 皓望の言う通り、どうにか時間を作っているんじゃないか、という気持ちもあった。それに、さっきも呼び出しされていたのだ。無理をしているのでは、という意味も含めてそう言った。すると一成はあっけらかんと答えた。

「まあねん。でも、全然時間取れないってわけじゃないから、かき氷はまた今度ってことでどう?」
「え?」

 さらりと告げられた言葉に、天馬は目を瞬かせる。今日は一成が気になっていたかき氷を食べにいこうという話だった。それに皓望が合流するのではないか、と思ったからだ。

「今日、因幡も連れて行くんじゃないのか」
「もともと、テンテンと一緒に行こうって言ってたし、ロミーあんまり甘いもの好きじゃないんだよね」

 一成が好きなのでいろいろ話題を提供してくれるものの、好んで食べるかと言えばそんなことはなかった。「カズが美味しく食べてくれるところ見るだけで充分!」と言うし、それが本心であることを疑ってはいないけれど、甘味を好まないのにわざわざ連れていくのもどうか、と一成は思っていた。
 だから、今日の予定はかき氷を止めてコンビニだけにしようか、と一成は提案する。皓望はあくまで二人に合流したい、というのが主眼なのだからかき氷自体はそこまで重要ではないのだ。
 天馬からすれば、一成の提案を断る理由はない。「わかった」とうなずくと、一成は天馬の言葉に、小さく笑みを浮かべた。そっと距離を縮めると、内緒話をする素振りで密やかに言った。

「それにさ、テンテンと二人で行きたいなって思ったんだよ」

 かき氷を食べに行きたいのは本当だ。ただ、一成は天馬と二人でどこかへ出掛けたいと思った。大学構内で過ごす時間も楽しくて大切だけれど。許されるなら、天馬と二人で大学とは違う場所に行きたいと思ったのだ、と続ける。
 もちろんそこに皓望がいたって問題はない。だけれど、初めてどこかに出掛けるなら二人で行きたいな、なんて一成は言う。
 照れたような顔で、ちょっとだけ困った表情で「迷惑だったらごめんね」と言うので、「そんなわけあるか」と天馬は力強く答える。

「むしろ、オレもそっちの方が嬉しい」

 しどろもどろになりつつ、心から言った。皓望には良く思われていないのだ。そんな人間と一緒に行きたいわけではない、ということもあるけれど。
 二人で大学以外へ出掛けるのは、確かに初めてだ。それなら、一成と二人がいい。初めての時間を過ごすなら一成と二人がいい。
 真っ直ぐ一成を見つめて言えば、「ならよかった!」と心底嬉しそうに笑う。
 目元をほんのり赤く染めて、ひだまりみたいにやわらかな笑顔。それを見つめる天馬は、さっきまで浮かんでいた皓望の言葉が掻き消えていくのを感じていた。
 将来のためだとかコネ作りのためだとか。天馬の名前を利用するために近づいているだとか、今まで一緒に過ごした時間が長いだとか、そんなことは全部どうでもいいと思った。だってそんなのは真実じゃない。
 今オレが信じるのはこれだけだ、と天馬は思った。他の誰かの言葉なんかじゃない。目の前の一成を、一成が向けてくれるものを、この笑顔を信じるのだ。